二之巻　　　　　・・　咆える蜘蛛　・・

ヒビキさん、明日夢くんには正体を見せそうでなかなか見せません。
明日夢くんを助けたようで、彼は車の運転にも困っていたのでした。あの〜、いいんですかね。仮面ライダーがペーパードライバーで・・・。でもヒビキさんなら、実はちゃんと運転できるのにという可能性はありますけど。それにバイクの場合はどうなんですかあ？気になるな〜。
突然母の里屋久島で魔化魍と遭遇した明日夢くん。それらと闘った謎の鬼の存在が気にかかりつつも、ヒビキさんにふり回されてしまいます。

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響鬼の能力ディスクアニマルの使い方（CDみたいに情報を読み取る）や、必殺技「清めの音」の叩き込み方がようやく出てきました。それにヒビキさんを支える仲間たちの情報も少しずつ語られてきました。そしてラストでは、戦い終わった響鬼の頭だけがヒビキさんになって、明日夢くんにも彼が変身していたことがわかりました。これでヒビキ=響鬼として、ヒーローが完全にその姿をあらわしたのです。
一之巻でも書きましたが、この響鬼ワールドはすでに世界観ができあがっていて、それを少しずつ明かしていっているという感じです。なので今のところ設定については、ある意味突っ込みどころがありません。その分ヒビキさんのボケぶりのギャップを楽しんでます。
これからもう少し響鬼側の全貌や、敵のことがはっきりしてきたら、また考えるところも出てくるかもしれません。でもとりあえずは突っ込みよりも、素直にこの世界を楽しんじゃおうと思ってます。

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鬼さん語録その二
「鍛えてるんです」
明日夢くんの前でヒビキの顔を見せた響鬼が、力強く語ったひとこと。
このひとことで、ヒビキと響鬼が明日夢くんの中でひとつに重なったのです。