二十二之巻　　　・・　化ける繭　・・

ウブメとヤマアラシは見事合体しました。でもウブメの方がヤマアラシの身体に穴を開けてそのままずぶずぶ入っていく様は、ちょっとえぐいです(ーー;)。できあがったのは両方の能力を持つ怪物。これには威吹鬼、轟鬼の音撃も効かず、そこで響鬼の見せ場となるのです。といっても響鬼がやっつけてしまうんではなくて、彼のアイデアで（思いつきらしい）三人の音撃を同時にあびせることになったのです。三重奏はなかなか迫力ありでしたが、音はそれぞれの演奏なので、ここでホントの合奏をやって欲しいなと思うのでした。
今回の戦いでは、ヒビキさんはどんと強いとかいうのではなくて、何かこう雰囲気を明るくするというか、なんでもできそうな気になるというか、そういう存在感の人だとつくづく思いました。そして戦い終わったあとの「おつかれさま」が、ああ、こういう役目の人たちなんだなと、戦い終えた三人の姿から感じられるのでした。やっぱり正義の味方とか、人知れず戦う戦士とかじゃなくて、レスキュー隊みたいなノリ・・・かな。

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倒れたおばあさんのために、お医者さんを運んできたヒビキさん。明日夢くんも自分のできることをやります。そんな姿を見て、ひとみちゃんが明日夢くんの変わった様子を彼に伝えます。明日夢くんの内面の変化は、ちゃんとひとみちゃんには見えてるんですね。明日夢くんの修行？はホントにゆ〜っくりみたいですが、きっと目に見えての行動以上に内側で起こっているものは大きいはず。そんな彼の飛躍を待ってます。

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最近ちょっと物語がスローペースなような気がします。謎の存在の実験も、いろいろやりながら今ひとつ決め手がないようで・・・。本格的な激戦に入るのは夏の終わりくらいなのかな？劇場用の方もいろいろ情報が聞こえてきてますが、本編も何か劇的な展開とか、はらはらとか、期待したいです。ゆるやか〜なのも「響鬼」の魅力ではあるんですけどね。