四十一之巻　　　・・　目醒める師弟　・・

えっ？それで終わりなんですか？
というのは、あきらちゃんの鬼への変身のことです。結局ちらっと足元が見えただけで、彼女は二度とその姿を見せてくれませんでした。
って、別にそういう興味だけで見ているワケではありませんよ〜。カッコいい女性戦士が好きなだけで。(^^ゞでもホントに残念です。あきらちゃんは、鬼にならない道を選んだんです。素直な目の彼女だから、こういう結果になるのは当然かなと思うんです。私怨で鬼には、やっぱりなれなかったのかな・・・。明日夢くんと桐矢くんに修行をさせているときも、イブキさんに自分の本心を語るときも、すっときれいで真っ直ぐな目をしていたあきらちゃん、そんなあなたが大好きです！

あきらちゃんとイブキさんの師弟が、こうして別れをむかえたのと引き換えのように、ヒビキさんは明日夢くんと桐矢くんの二人を、同時に弟子にすることになりました。随分あきらめるように仕向けてたんですけどね、あきらちゃんの“最後のお願い”にはかなわなかったみたいです。さ〜あヒビキさん、今度はあなたが試される番ですよ〜。もう涼しい顔ばかりはしていられないからね〜。（と、イジワルく言ってみる）
ただひとつ気になるのが、桐矢くんの方が真剣に見えて、明日夢くんの方が追いつこうと同じことをやってるように見えてしまうことなんです。もしかして、明日夢くんはまだ本気バージョンではないのかしら。このことで明日夢くんは、まだひと山越えないといけないような気がするんです。

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謎の男女が直接猛士に接触？ということで、勢地郎さんを式神で呼び出した目的は、オロチ出現の予言でした。すべてが滅ぶほどの存在であるオロチに対して、鬼を集めろという彼ら。なぜ敵である彼らがそう言うのか、その存在の謎も含めて、これからラストへの興味になりそう。