四十五之巻　　・・　散華する斬鬼　・・

ザンキさん、さようなら。
できればザンキさんには、最後までみんなの兄貴分としてサポートをして欲しかったな〜。トドロキさんに鬼をゆずってからの活躍も好きだったのに。けっこう、あのポジションよかったんですよ。それに、トドロキさんも以前のエピソードで免許皆伝になってたはずなのに、まだ卒業してなかったんですか〜？って感じになってしまうから。
でもこれで、本当に卒業というこになるんですね。ザンキさんを止めるため、執念で鬼になることができたトドロキさん。これはでもホッとしますよ。一時はもう精神的に死んでた状態だったんですから。

桐矢くんの疑惑も、実は逆に魔化魍に襲われる可能性がある相手を守ろうとしていたことがわかりました。そして陰陽環を使おうとして、自分の力ではないからとやめたことも、ヒビキさんに成長を認めてもらえることになりました。一歩桐矢くんリード？体力的には明日夢くんの方がラクにこなしているけれど、スタート時点からの成長度合いは、もしかしたら彼の方が上なのかもしれないです。

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呪術の力で甦っていたザンキさんは、戦いのあと、トドロキさんの目の前から消えてしまいました。返魂の術を使ったら、最後は永遠の闇の中に落ちてしまうのです。ザンキさんは、それでも後悔せずに行くことができたのかな。ラストでヒビキさんが“しゅっ”のあいさつをするんですけど、それがらしいけどとっても哀しいのです。