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ようやく、物語の根幹をなす謎にせまりつつある展開です。渋谷の街を襲った隕石の正体以上に不安をかきたてるのが、今も封印されているその場に隠された謎。そしてそこに深く関わってそうなＺＥＣＴ。ワームよりも、だんだんＺＥＣＴがワルモノに見えてきた。

自分の記憶を確かめるべく、渋谷の街に向かうひよりちゃん。加賀美クンはその彼女の両親の写真に、隕石落下後にしかないはずの緑の石が、指輪として写っているのをみつけます。果たして彼女の両親は、隕石落下の件と何か関係があったのか？天道クンはそのことをある程度知っているから、落下跡の街へ行くことを反対しているのかな？でもひよりちゃんの意思は固く、加賀美クンも今回はそれを支えようと決心します。
謎への扉を守っていたのはやっぱりＺＥＣＴでした。天道クンも加勢に入って、ふたりのダブル変身！が見られましたよ。それからはシンクロしたように、キャストオフ、クロックアップ、ライダーキックと、ダブルライダーの活躍を彷彿とさせるようなアクションが見られました♪対抗するザビーには、神代クンが『高貴なふるまいには高貴なふるまいで返す』と、サソードとして戦います。今回、じいやさんの思いが通じて、けっこういいヒトに思えてきた神代クン。常識ばなれはしてるけど、大切なことははずさない人なんですね〜。これでライダー４人がからむバトルになって、謎への突入とともに、おおいに盛り上がりました。!(^^)!
ラストは天道クン、加賀美クン、ひよりちゃんの３人で、封印された扉の奥を開けたところで“つづく”なのです。（うお〜っ！！中はどうなってるんだぁ〜〜〜！！！）

番組後の映画宣伝コーナーで、仮面ライダーが戦った組織のことが分析されました。どうやら劇場版ではＺＥＣＴがその組織の役割を果たすみたいです。といっても二つに分裂しちゃってるみたいだし、ワームも出てくるし、いったいどれが敵で味方だか、わかんないみたいですね。ＴＶ版でもＺＥＣＴは当初のワームに対抗する組織から、何か根本的な謎を握った存在になってきているので、やはりワームよりもコワイ気がします。ライダーを生んだ組織が敵かも？というのは、ある意味原点と同じということかもしれないですね。悪の組織という顔ではなく、一見人類のためにというところが、もしかしたら現代的でよけいに恐ろしいのかもしれませんが・・・。(ーー゛)