第５のカード ･・・・　『過去への挑戦』

燃えた烏丸所長はどうやら死んだと思わせるためらしいです。
ではいったい所長は今どこへ？
所長が封印を解いた後始末を自分にさせていると思っている橘に、栞は自分の父の可能性を言い出せずにいました。彼女の父への思い。そして今回、それが天音ちゃんのお父さんへの思いとつながっています。
『呼子の洞窟に行くと死んだ人の声を聞くことができる』というミステリーが、インターネットで流行っていました。（都市伝説ってやつかな）天音ちゃんはどうしてもお父さんの声が聞きたいのです。なんとか説得して、兄の虎太郎と剣崎が連れて行くことになりました。しかし実は、そこはアンデッドの巣窟だった・・・！

洞窟でセンチピードアンデッドが出す液体をあびた天音ちゃん。いきなり高熱を出してしまいます。これは攻撃を受けたそのアンデッドの抗体がないと治りません。なぜか相川はそのことを知っていて、剣崎を驚かせます。そして、このことを知らずにセンチピードアンデッドを倒そうとしているギャレン＝橘を止めるため、相川は現場に急行します。
なかなか抗体の場所をみつけられずに苦戦するカリス。一方自分の身体に再び力を取り戻すため、アンデッドを倒すという執念の戦いを続ける橘は、止めるブレイド＝剣崎と激しい争いになります。果たして天音ちゃんを救うことは出来るのか？

ライダーとして、少しずつ自覚を持ってくる剣崎に対して、橘はあまりにも孤立した状況におちいっていると思います。アンデッドとの戦いも、人類のためではなく私怨になってきているような・・・・。今回のように、彼が事情をわからずに戦ってしまってる状況は、なんとかならないもんでしょうか。橘自身が救われないと思うのです。見ていて痛々しいので、そんなしばりから早く開放されて欲しいと思うキャラクターです。

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冒頭カリスの言う「人間は存在するべきでなかった」って、それは人間がアンデッドとの戦いに勝ち抜いたことが間違いってことなんだろうか・・・。地球にとって、人間のそのものが害悪ってことになると、よく言われるテーマだけど、物語の中でそのことにどう立ち向かっていくのかな？
カリスこと相川を、謎の人物は「人間になりすましたつもりか」と言っていました。人間外のものも、今は事の成り行きを監視しているのか、それともカリスを監視する事情のわかった人間もいるということなのか。謎は散りばめられてきました。



　今日の封印カード・・・次回を待て！