まずオープニングから、
夕日の荒涼とした大地の中に、たたずむ００９の後姿。それがアップになって彼が涙をためてふり返ります。そして、涙がきらきらと散り・・・。
「Who are you fighting for?」の文字。

続いて原作の場面が、フラッシュバックのように挿入されます。
・ミュートスサイボーグたち(ヘレナがなぜかキャラが変わってました）
・００１、００２、００４のブラックゴーストに連れ去られる前の場面
・改造シーンの回想（少年サンデー版の「見えない糸編」のイメージ）
・００１から００８までの登場シーン
・バレエを踊るフランソワーズ
・「暗殺者編」の敵キャラ。００１０、００１１、００１３
・「まぼろしの犬編」の３カット。００９と対峙してひるむクビクロ
　色鉛筆の表現で出会いの場面、クビクロを抱く００９
（このときのジョーはコート着てます。ふりつもる雪のイメージといい、ここはかなり力が入ってるように思います）
・ドルフィン号の水中戦闘シーン（新デザイン？）
・なぜかギルモア博士と石ノ森先生（？）の出会いのシーン
・スカールのアップ
・ヨミ編の５つ子（誰だかはわかりません。彼女達は原作通りのキャラなので、ヘレナを変えるのではと思いました）
・迫り来るバン・ボグート
・魔人像（CGみたいです。不気味な存在感はありました）
・スカールと加速して戦う００９
・�@モードの宣伝で使われている００９のアップ
（魔人像の中でのシーンと思われます）
・海上で叫ぶ００３（たぶんジョー！と言ってると思います）
・００９に話かける００２（あの名セリフですね）

そのあと００９といっしょなのがわかって、二人は地球へと光跡を描いて落ちていきます。ここまでが原作の場面です。出てくる順番はちょっと自信ないです。(^^ゞ

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次にメンバー紹介の戦闘シーン。
最初にマフラーをなびかせる００９から全員の姿にカメラが移ります。この全員の立ちポーズはすごく高揚感があります。マフラーの動きがまたまた強調されてて、かっこいいんです。それぞれ能力を使うシーンのあと、アップの止めのカットとともに、コードナンバーなどのデータが紹介されます。でも英語なので、全部は読めませんでした・・・。(T_T)

攻撃を受け跳び去るメンバー達。００５と００８。００７はカラスに変身。００３を抱いて跳ぶ００９。００２が００４を運び、最初の攻撃をしかけます。この時の００２の飛行は華麗で、まるで戦闘機のようです。その動きで平気な００４も、すごいと思ってしまいました。
・降り立ちマシンガンを撃つ００４
・怪力で敵をふせぐ００５
・地中であばれまくり、戦闘員達を翻弄する００６。（かなりの攻撃力です！）
このときの戦闘員はギャグタッチです（笑）。ひっくり返って涙をこぼしてるやつもいます・・・。
・加速装置で戦う００９
スイッチを噛んでるところは、「あ、噛んでる」という顔してます。
ストップウォッチのような音とともにフッ、フッと消えながらいつのまにか敵に次々と攻撃をしてるという、華麗な動きです。
あれには初めて、加速装置ってすごい性能だ！と思いました。(*^人^*)
・恐竜のような姿に変身する００７
うしろから恐竜ロボットがあらわれ、あせります。
・海中で戦う００８
・攻撃を超能力でバリアーをつくって防ぐ００１
・敵の巨大ロボットの内部を透視する００３

このあと００９が加速装置で疾走し、００２が飛んで追いかけます。地面を削るように砂煙をあげながら、００９がスピードを上げ、ジャンプしてロボットのビーム発射口を撃ちます。爆発寸前に空中の００９を００２が抱えて飛び去ります。このタイミングが絶妙です。他のメンバーも攻撃し、００４がミサイルを撃ちます。ロボットが爆発をおこしたあと、一転して夕日にたたずむ戦士達・・・。心なしか悲しげで、００９がようやく振り向きます。歩む００９、そこに他のメンバーが少しずつ重なってあらわれ、歩み続けます。その絵が色鉛筆のような表現の絵に変わり、“サイボーグ００９”のタイトルが初めてあらわれます。
TVアニメになることが告げられ、「２００１　REBIRTH」の文字で終わります。

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全体の印象はきれいです。原作（後期ですが）の絵柄でここまで描けるんだという感じです。個人的には、彼らのチームワークが発揮された動きが好きで、それぞれの能力を心得ての攻撃は、魅力いっぱいでした。