館長の覚書き

ミュートス・サイボーグ編

「サイボーグ００９」の原作にある話のひとつです。平成版アニメでは、設定を少し変えてアニメ化されたエピソードです。ギリシャ神話の神々に似せてつくられたという、ミュートス・サイボーグたちが登場します。自分たちの力に自信を持っている彼らは、ブラック・ゴーストを裏切った試作品の００ナンバーサイボーグたちに挑戦状をたたきつけます。そのひとりアポロンは、誇り高く卑怯なことを嫌う戦士で、００９を追い詰める最大のライバルとなっていくキャラクターです。
�]ライダーにとっても、太陽神であるアポロガイストが同じくライバル。これも共通点なんですね。そんな近いところの多い「００９」のミュートス・サイボーグ編と「�]」で、神話からの主な名前を出して比較してみました。

〈仮面ライダー�]〉
アポロガイスト
マッハアキレス
鉄腕アトラス
パニック
牛男ミノタウルス
鳥人イカルス
火焔プロメテス
死神クロノス
アルセイデス
etc・・・　

ここには全部あげてませんが、調べてみて「�]」には思っていたよりもたくさんの神話キャラクターが登場していたことがわかりました。ギリシャ神話といっても、なじみの少ない名前もあります。でもそれを取り入れて、神話のイメージを怪人の特徴やストーリーに盛り込んでいたことがよくわかりました。
それから「�]」では怪人らしく名前をつけられていますが、「００９」の方とも共通して出てくるものがいくつかあります。名前もよく知っているものが多いし、神話の中でもそれだけつくりやすいキャラクターなんでしょうね。